きゅうでん

オクジャ okjaのきゅうでんのレビュー・感想・評価

オクジャ okja(2017年製作の映画)
4.5
便利とモラル。産業と自然。合理性と人間性。複雑に矛盾した世界が、分かりやすくユーモラスに描かれる。
映画終盤、ミジャが資本主義に立ち向かうとき、どんな武器を使うか。その結果、彼女は何を救い、何を救えなかったか。この作品が語る"厳しい優しさ"には胸を打たれた。
スーパーピッグの「見てるうちに可愛く見えてくる」感じはSWのチューイみたい!(観客がこうして愛着を持つのは、オクジャという”たまたま主人公だったスーパーピッグ”だけなのである。。。)