ものすごく静かな映画。
序盤からラストまで、大きく盛り上がる
様な要素は皆無。
叔父と甥の微妙な関係性を描く。
ケイシー・アフレックが素晴らしい。
あの対人折衝の慣れてなさ。
そしてできた兄と比較され続ける
なんとなく気まずい感じ、多分
現実世界の自分と役が一致したんだろうな
物語序盤から、あれが噂の。。、
みたいな腫れ物扱いされるリー、
一体何をやったのか、なぜそんなに
この街に住むことを嫌がるのか、
それがわかった時はもうやるせな過ぎて
もうちょっと軽い事件を予想してたから
予想の斜め上なんてもんじゃなかった
事件がわかるまでは、感情をあまり
表に出さない、一方的にしか会話しない
リーにややイライラするも
事件の内容がわかってからは同情。
映画全体の色調も少し落としてあるし
最後のシーンもいい感じ。
冒頭のシーンと対になってるし
あの後の関係については、観る方に
考えさせる余韻を残してる。
風景描写の所は夜にずっと流して
たいほどいい感じだった。