2021/7/5鑑賞。53点。
＜見所＞
・モーガン・フリーマンが本作に出演したのは、以前出演した【ミリオンダラー・ベイビー】のカメラマン スティーヴン・カンパネッリの監督デビュー作と知ったため。
・2010年代以降の映画に、2丁拳銃で戦うシーンがあることに驚き。
・ホテルの駐車場からスタートするカーチェイスはGood
＜あらすじ・ネタバレあり＞
ケープタウン。
主人公・アレックスは、元CIAの諜報員。
パレスチナの要人を助ける際、誤って要人の子供3名を死なせてしまった彼女は、CIAに見捨てられ今はテロリストとして手配されている。
ある日、アレックスは元恋人のケビン・フラーに誘われ銀行強盗を実行。
フラーが引き入れた2人の仲間も加わる。
仲間の1人が麻薬でハイになっていたため、アレックスが射殺。
3人では、銀行からダイヤモンドを強奪して逃走。
アレックスとケビンは同じホテルに泊まる。
ケビンに呼び出され、アレックスは彼の部屋へ。
ケビンは別の女・ジェシカと待ち合わせ予定で、鉢合わせると気まずいから隠れてろと言う。
アレックスは、ベッドの下に隠れる。
そこにジェシカが訪問してきて、同じタイミングで複数の男たちも姿を現す。
襲撃者の男たちの目的は銀行にあったUSB。ケビンは強盗時にUSBも奪っていたのだ。
USBを見つけ出したい襲撃者らは、ケビンをベッドの上で拷問し、殺す。
アレックスは襲撃者のリーダー・ワシントンに銃を向けるが、なんと銃弾が入っていなかった…。
アレックスは襲撃者たちの攻撃をかわし、駐車場で車を盗んでカーチェイスを繰り広げる。
唯一頼れる銀行強盗仲間・レイモンドの隠れ家へ向かう。だが、レイモンドも襲撃者たちに殺されてしまう。
ワシントンは、ケビンが自宅にダイヤモンドとUSBを隠していると推測。
電話局の職員を装ってケビンの息子・マシューから住所を聞き出すワシントン。
アレックスは、ケビンの妻・ペニーに連絡を取り、襲撃の警告をしようとする。だが、アレックスが夫の元恋人だと知るペニーは、彼女の連絡を無視。
アレックスは直接、母子を救うためフラー家に向かう。
ワシントンは部下達と共にフラー家を襲撃。ワシントンが去った直後、アレックスも現れ、ペニーと一緒にワシントンの部下達を殺す。
アレックスが、ケビンの隠していたUSBをパソコンで読み込むと追跡機能がオンになる。
アレックスは、殺したワシントンの部下から携帯を奪ってリダイヤルして、ワシントンに接触。
ワシントンがホテルにあるジェシカとケビン死体を処分をすると睨んでいたアレックスは、ホテルで隠れて待ち伏せ。彼女の狙い通り、ワシントンは部下とともにホテルに現れると死体を車で運ぶ。その車を尾行した結果、ワシントンらが潜伏する廃工場に到着。
アレックスとワシントンは対決。
ワシントンの部下に背後から殴られてアレックスは気絶。
拘束されたアレックスはUSBのありかを吐けと拷問されるが、抵抗する。バイス(対象物を口金の間に挟む工具)に足を締め付けられても、決して口を割らない。
アレックスはワシントンと取引し、フラー母子を殺さないことを条件にUSBを引き渡す準備を整えることに。
ペニーに電話し、「21時にウエスタンケープ国際空港にUSBを持ってきて」と。
電話が終わると、ワシントンはアレックスの足にナイフを刺す。
ウエスタンケープ国際空港。
アレックスは空港内ですれ違い様にペニーからロッカーの鍵を受け取る。
ロッカーに隠してあった小型爆弾を起動させる。
アレックスは空港で爆弾騒動を起こすため、爆弾製造の時間稼ぎでわざとワシントンに廃工場で捕まっていた。
アレックスの狙い通り、爆弾騒動を聞きつけた警官隊が空港に出動し、ワシントンは包囲される。
実はアレックスはUSBをワシントンのネクタイピンに隠しており、ネクタイピンから奪還。
「(ワシントンが)銃を持ってる」とアレックスが叫ぶと警官隊が一斉射撃し、ワシントンは射殺される。
事前にペニーがアレックスから受け取っていた、ジェシカの頭部入りバッグを警察が見つける。警察は、それを先日の銀行強盗の主犯格の女(つまりアレックス)と断定。
国外逃亡を成功させたアレックスは、ある人物と接触。その人物は銀行強盗の時、アレックスに射殺された男だった。男はアレックスにとっての保険ような存在なのだろう。
協力者の男がUSBを開くと、そこにはワシントンを雇った上院議員がテロ計画を練り、テロによって起きる軍事利益について説明する会話が記録されていた。
ワシントンと同じように、上院議員に雇われるフィクサーのマッカーサーと連絡を取るアレックス。
「議員は君を追い続けるぞ」と警告するマッカーサー。
※アレックスが、上院議員を告発するかは不明
※続編を匂わす雰囲気
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・(個人的に)知的でカリスマ性のある悪役に定評があるジェームズ・ピュアフォイ&年を重ねるごとに美しくなってる気がするオルガ・キュリレンコの共演ということで鑑賞。
