まずは目線別にコメント。
ホラー目線で見たら、ペニーワイズもっと頑張れよと。
お前モノローグじゃもっと攻撃力高かったやろと。お口が悪くなりますが、最終メンバー7人の内1人や2人ブチ殺しに来いよと。普通に応援しちゃったぞ。
テリトリーやら条件やらで縛りが設定されててもよかったんじゃないかな。
驚かし方のパターンが多いのは高得点なのにマンネリしていったね。登場人物多いのに1人1人驚かして帰って何回も天丼するから。
ただ最後のセリフは素晴らしかったぞ！その調子！
青春もの目線で見たら、もうちょっとスッキリしたかった。
ジュブナイル譚として終わらせるなら、性的虐待をほのめかすのは後味悪いし、おデブくんも最後スッと帰っちゃうし。ヤツの特性や🎈を生かしてもっとテンポよくキャッチーにできたと思うんですよね。
もっと現実に対する(イットを介さない)過激な反抗も見たかった。
この作品はホラーと青春と2つのジャンルが混ざってますが、恐怖の種類も2つ描かれてましたね。
都市伝説じみたピエロが見せる〈オカルト〉としての恐怖。
いじめであったり他者に抑圧されている〈現実〉という恐怖。
そこにどう折り合いをつけてどんなアンサーを出すかしっかり見たかったのに、流れで解決されてしまって残念。
なんか文句ばっかりになっちゃいましたね。オリジナルは未見なのでなんとも言えない部分もありますが、、。
ペニっちの今後の伸びしろに期待してるよ。
