まるちよ

バイバイマンのまるちよのレビュー・感想・評価

バイバイマン(2016年製作の映画)
1.5
予告で見て気になってたからタイトルのクソさにもめげずに借りてみた。
これって、原題も「The Byebyeman」なんだな。
うーん、もったいない・・・。
Raputureがゴミ糞だったから、正統派のホラーが見たくて楽しみにしてたんだけど、
どうも中途半端な終わり方。
回収されない伏線と、意味深な演出がたくさんある割には解決されず終わり。
次回作に持ち越しになるような流れにしてあるけど、きちんと本作でまとめろっつの。
その名前を知ったら終わり、というキャッチの通り「バイバイマン」という単語を見るか、聞いたりしちゃうとエンドレスに呪われてしまう。ただ、貞子みたいに直接呪い殺すと言うよりは、幻覚を見せて死ぬようにしむけるだけってのがしょぼい。
驚かせるためのしかけだったり、徐々に呪いに蝕まれていく感じとか見せ方は正統派で良かったけど、最後の煮え切らないオチでなえた。
以下、意味不明な伏線。
・廃品が散らばった線路と電車は何?
・常に寄り添う爛れた猟犬は何?
・そもそもバイバイマンって何?
・どうして最後強引にバイバイマンって言わされそうになってたの?
・2枚のコインが持つ意味は?
・記憶を覗かれた意味は?
・幻覚でしか相手を殺せないって言ってたのに、ウルヴァリンみたいな爪痕は何のためにあるの?
・50年前、新聞記者のネタ元は?
ぱっと思いつくだけでこんだけある。残念賞な映画。
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