何のために、誰のために戦うのか？
ロバート・ロドリゲス監督 2018年製作
脚本・製作ジェームズ・キャメロン
主演ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ
初日に観てきました！
しかも、時間の関係で4DX3D吹替版
今回は最初からの予定ではありませんでした……
面白かったよ( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
でもさぁ、期待以上かと言われると、そうでもないんだよなぁ。そして、これは全く4DX案件ではありません( ᵕ_ᵕ̩̩ )
全く4DXの良さを生かせていない。
「アクアマン」観てるから、余計に感じるなぁ。
「アバター」であれほどの3Dを魅せ、後付けの4DX公開された「ターミネーター2」も死ぬほど楽しかったのに、これはダメだ。やっぱりキャメロン本人が監督しないとダメなのかなぁ……(´Д｀)ﾊｱ…
本当は今作で700レビューを考えていたんですが、ご存知の通り、その栄誉は「ファースト・マン」に譲りました( ¯−¯ )ﾌｯ
そのため、若干、残念なレビューになっています。
もう少し時間をおいたら評価上がるかなぁ……(笑)
原作は木城ゆきとの「銃夢」
1990年から1995年に「ビジネスジャンプ」で連載された作品です。
でも、当時は読んでいません。
ジャンルで言うとサイバーパンク系のSF漫画ですよね。
80年代にサイバーパンクにハマった身としては、原作もちょっと弱いと思うんだよね。
ストーリーもそうだけど、それ以上に絵力がね。
「攻殻機動隊」の士郎正宗や「AKIRA」の大友克洋なんかには全然及ばない。
それでも、面白くないという事ではないけど。
ギレルモ・デル・トロ監督が好きで、この作品をジェームズ・キャメロンに勧めたというエピソードは良き！
キャメロンも「タイタニック」の次に映画化を考えていて、権利も買い取ったのに、そのまま寝かせて「アバター」作ることになったのよね。まぁ、「アバター」のヒットを考えると、それは正解だったとは思うけど、木城ゆきとさんを始め、ファンは待たされましたよね～。
結局、「アバター」シリーズを撮るため、自分では「銃夢」は撮らずにロドリゲス監督に任せることに。なんだかなぁ……。
原作は本編が9巻からなり、外伝も加えるとさらに長大な作品。今作はその本編の1～2巻目くらいの内容なので、正直物足りないし、もう少し上手く脚本書いて欲しかったなぁ。
モーターボールはローラーゲームでしたね。
物凄いスピード感で、楽しかったけど。
ラスト、えっ、ここで終わるの？感がものすごくて、本当に物足りない。
映像の素晴らしさは感じるけど、ストーリーに関しては予告編以上のものは得られなかったのが残念。
今作のスコアはその映像に対してのもの。
ほぼCGと言えるけれど、あまりにも滑らかな映像はやっぱり素晴らしいです。
ただし、「レディ・プレイヤー・ワン」とも何となく被り、目新しさが少ないのは残念。「アバター」の前に撮ってたら、すごい評価になったと思うよね( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ、勿体ない！
クリストフ・ヴァルツ演じるイドは原作よりも深みがあって良かったですね。
ジェニファー・コネリー演じるチレンは、OVAのオリジナルキャラなんですよね。それを元夫婦役にして、亡くなった娘アリータを交えた親子愛に持っていったのはキャメロンっぽい。
「エイリアン2」でのリプリーとニュートの擬似母娘同様、イドとアリータの擬似父娘関係に転換されたんですね。
確かにキャメロン好みのストーリーですが、ちょっと惜しかったかな？「アバター2」が少し心配になりました( ¯−¯ )ﾌｯ
マハーシャラ・アリは途中までウェズリー・スナイプスだと思ってたわ(笑)
さて、最後に音ネタ💩ｳﾝﾁｸﾝです＼(^o^)／
エンディングで流れていたのはデュア・リパが歌う「Swan Song」です！
デュア・リパって、今、一番人気のあるホットな女性シンガーですね。
昨年の女性歌手ランキングでテイラー・スイフトやリアーナ、ビヨンセらを抑え、第1位に輝いていましたよ。
2015年にデビューした彼女は、まだ23歳。
デビューアルバムの「Dua Lipa」からのセカンドシングル「Be The One」がヒットして、一躍時の人となりました。この曲のMV、アンセル・エルゴートくんが出演してるんですよ( •̀ω•́ )و✧
デュア・リパはコソボ出身で「Dua」って、アルバニア語で「愛」を意味するそうです。そう、彼女は愛ちゃんでした＼(^o^)／
ちょっと低くて掠れたセクシーな声で、それがいいんだよねぇ。昨年はグラミー賞最優秀新人賞にも輝きました！
今んとこ、アルバムが1枚で、コラボが多く、まだ曲は少ないですが、今年はもっとたくさんの活躍が見られるはず。みなさん、要チェックですよ( •̀ω•́ )و✧
ということで、今作は通常版の2D字幕で観るのがおすすめですね( •̀ω•́ )و✧
