たけちゃん

メイズ・ランナー:最期の迷宮のたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
ミンホ~、ニュート~、テレサ~( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )


ウェス・ボール監督 2018年製作
主演ディラン・オブライエン


キリ番の500レビューまであと3本。
さて、キリ番レビューは何かな?(笑)
ここからは劇場鑑賞作を連続でレビューします!
まずは「メイズ・ランナー」( •̀ω•́ )و✧


実は公開日に4DX版を観ていたんだけど、うまくまとめられなくて、今日になっちゃった(T_T)
なんなら後で観た「アメリカン・アサシン」の方を先にレビューしたからね(笑)

「メイズ・ランナー」シリーズ、3部作の最終作「最期の迷宮」です。主演のディラン・オブライエン君が撮影中に事故で怪我をしたため、撮影が1年延期され、公開もずれ込みました。

正直、今頃?って思いましたが、とりあえず、無事に完成して良かったです( ˘ ˘ )ウンウン



さて、まずは初見の感想ですが、正直普通でした(T_T)
取り立てて悪くはないけど、すごく良いわけでもないというね……。出る言葉としては普通に終わったなぁ。なるほどね……しかない。
まぁ、最後まで観たので、ようやく全体像が掴めて、スッキリした。1作目も2作目も分からないことが多かったので、ようやく語れるだけの理解ができたんでね。原作読んでないから、そうだろうけど( ¯−¯ )フッ


でもね、これを観たあとで、もう一度第1作から見直したんですよ。そうしたら以前とは全く違う面白さが伝わり、前作までの評価も上がりました!失敗した。復習してから行けば良かった(`‐ω‐´)グヌヌ…

なので、以下に少し「メイズ・ランナー」シリーズをまとめてみます。これ知った方が絶対楽しめるからね。ただし、その分、確実にネタバレになるので、意味わからんくてもいいから、ネタバレはダメ🙅って人は読まないでね!




【今さら聞けないメイズ・ランナー】

まずは、究極のネタバレになりますが……
なぜ、メイズに送られたのか!ということ。


実はこの世界、未知のウイルス(フレアウイルス)に侵されていて、人類は滅亡の危機に瀕しているバイオハザード世界でした!……そうだったのか(>_<)

あとで見返すと分かるんだけど、第1作を観ている時には分かりませんでしたよね。ラストシーンで、えっ、何?何?って、トーマスたち同様のハテナゾーンに放り込まれる。まぁ、製作者の狙いかもしれないけど。

実は、この映画はメイズの映画じゃなかったんですよね。
邦題は最後まで「メイズ・ランナー」で括るけど、メイズでランするのは1作目だけですから( ¯−¯ )フッ。なので、メイズが好きな人は2作目でサヨナラ~(´Д`*)ノ、ってなる。ざんね~ん(*´^`)


未知のウイルスにより危機に瀕した人類。しかし、そのウイルスに対して耐性を持つ者が現れた。アリスみたいなもんかな?超人ではないけど……。しかも、それは若者のみ!
その者たちが、ある条件下で分泌するものが抗体として使えそうだ、ということになり、それを調べ、取り出すために実験として送られたのがメイズなんです。そして、それを取り仕切る機関がWCKD(ウィキッド)。今回の全ての黒幕となります。要はこれアンブレラ社よね。


そして、そのウイルスに感染した者がクランクと呼ばれます。要は、これこの世界のゾンビね。WCKDが管理する街は大きな壁で守られていて、その外にはクランクが大量に生息するのだが、実は、その外の世界で生き残る人類もまだいたんです。第2作はそうした者たちが登場する壁の外のストーリーとなります。

ただ、メイズ物として観ていたら、いきなりゾンビ物になったので、前作を観た時は面食らったけど、設定が分かった上で改めて観ると、面白かった( ˘ ˘ )ウンウン


そこからの第3作が「最期の迷宮」なんですけど、やっぱり「迷宮」はいらんよね。出ないし!
邦題の「迷宮」とか「メイズ」の言葉が悪い( ¯−¯ )フッ。
今作の原題は「The Death Cure」で、メイズはどこにもありませんから(๑˘・з・˘)ブー

今作は仲間を救うため、そして、全ての黒幕と元凶を正すために、再び壁の内側へ戻っていくことになります。まぁ、ミンホがメインだけども。トーマスを中心とするこの辺の青臭いヒューマンな感じがメイズ・ランナーの特色かな?( ˘ ˘ )ウンウン


ってことで、「メイズ・ランナー・シリーズ」全体としては、フレアウイルスから生き残った人たちのサバイバルムービーだったんですよね。それが分かると、かなり面白い。あと、「バイオハザード」シリーズとの棲み分けとしては、アリスみたいな超人は出なくて、普通の人が必死にサバイバルする様が描かれるのはとても良い\(^o^)/


ここに来て、僕はようやく面白さが語れるようになりましたよ( •̀ω•́ )و✧






さて、今作のレビューに戻りましょう!

オープニングのシーンとか、アクションすごいんだけど、何の映画かなぁ?ってなってましたわ(笑)
だって、前作からあいだ開き過ぎて、忘れた……。
でも、「そうか、ミンホか!」ってなってからは面白かったね~( ˘ ˘ )ウンウン
みなさん、これは、復習してからがいいですよ~。


それともうひとつの問題は、テレサね。
彼女の真意は何なのか?
トーマスへの想いは?
そのあたりのもやもやが晴れるのか?
ぜひ、楽しみにしてください。


僕としては、一応の結論が出るので「ハンガーゲーム」のラストよりは良かったけどね( ˘ ˘ )ウンウン





最後に、ネタバレよん( ¯−¯ )フッ

オープニングの列車強奪のシーンは「ハン・ソロ」とそっくりに感じたなぁ。まぁ、どっちが真似たということでもないんだけど。全然違うでしょ?って人もいるとは思うからね( ¯−¯ )フッ
あとで観た「ハン・ソロ」が既視感あるなぁと思って評価上がらなかったのは、そのへんも理由なんだよね。


ラスト、怪我をしたトーマスを抱え、爆発寸前の塔の屋上に避難し、救助を待つテレサの姿は、絶対「エイリアン2」オマージュでしたよね。クリソツ!僕はいつテレサが「ビショップ、ガッデム・ユー!」って叫ぶのかな?って思ってました(笑)


ってことで、他にも既視感あるシーンが出るんですが、意外なサプライズもあり、それも込みで楽しめるなら、わりと満足いく1本ではないのかな?と、思いましたよ( •̀ω•́ )و✧