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親愛なるきみへのkoyaのレビュー・感想・評価

親愛なるきみへ(2010年製作の映画)
4.0
ニコラス・パーク原作恋愛ものって、人気あるんですね。
続々と映画化されています。
一番最初に知ったのは、『きみに読む物語』(The Notebook)でしたが、ニコラス・パークものと知らずにいたものもあり、『ロンゲスト・ライド』『一枚のめぐり逢い』に続いてこの映画もニコラス・パークもの。

基本的に、

1..若い美男と美女が一目ぼれ
2.男はひたすら誠実。女はお嬢様。
3.惹かれあって付き合うけれど、身分差などの障害が・・・
4.お互い傷つけあっても、最後はハッピーエンド

というのが今のところ、多いですね。
まぁ、安心して観られる恋愛もの、といいますか。
『カサノヴァ』あたりから、良く言えば安定のはずれのない、悪く言えば初期のような個性がなくなった、ラッセ・ハルストレム監督、ますます安定。

だから、観ていてあまりハラハラはしないのですよね。
いや~ねぇ、なんかすれっからしな観客で。

今回は、海辺で出合うアメリカ特殊部隊の兵士と大学生の恋。
2人は、文通で愛を確かめ合いますが、なんせ遠距離恋愛。
若い2人に遠距離恋愛はきついですよね、というお話。

こういう安定路線のものも、時々、観たくなるんですね。
得るものも少ないが、損するものもないという。
主役は、チャニング・テイタムで、奥さんは『ステップ・アップ』で共演した女優さんでした。

ニコラス・パーク映画の男女は、クリーンなイメージの人が多い。
『きみに読む物語』のライアン・ゴズリングは、クリーンなだけではないけれど、今や人気俳優ですからね。
ニコラス・パーク原作ものとスティーブン・キング原作ものは人気俳優、登竜門的な感じがします。どちらもアメリカで人気のある作家だから、それなりの俳優さんを揃えないとね。
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