2002年版が楽しくこちらも鑑賞。




楽しい😆。


良い意味でくだらなく、登場人物たちは皮肉の応酬。ただ単に言い負けることを許さない🤣。

2人の親友。
名前を変え、独身生活を楽しむ。
好きな人が互いにできたが、これまでの少しずつの嘘が壁に、認めてもらえなかったり、それが目の敵になり認めてもらえなかったり。
あ〜もう後半にかけてはテンヤワンヤ😂。


クライマックスはもう好きにして！って感じ😁。


イーディスエヴァンスは流石の貫禄🙇‍♂️。
チャーミングなおばちゃんマーガレットラザフォード。
ヒロイン2人・ジョーングリーンウッドとドロシートゥティンはそれぞれに美しくも愛らしい🥰。

主人公は02年版と違いアーネスト役のマイケルレッドグレーヴ（02年版だとコリンファース）。
02年版はルパート演じるアルジャーノンが主役だったのでその違いも楽しむ😆。
ただこっちのアルジャーノン役マイケルデニソンは魅力感じず😅🙇‍♂️。


心地良し、英国式コメディ。

イギリス感全開のドタバタコメディでした。オスカー・ワイルドが絶好調の頃に作った喜劇なんだそうです。

Earnestという架空の弟の世話をする口実で度々田舎を離れるジョンは、ロンドンに出てEarnestを名乗る。ロンドンでEarnest（真面目）という名前に惹かれて結婚を承諾するグウェンドレン、Earnestになりすまして田舎に行きジョンの被後見人に会って恋をするアルジーはグウェンドレンの従兄弟、そしてジョンがEarnestなんて名前を名乗ってるとは知らない被後見人のセシリー。
その4人が主なキャラですが、最初の設定だけで相関関係が複雑。話が進むにつれてもっとごちゃごちゃになります。

それに癖強のご老人たち出てきて、なんかもうツッコミを入れる気も失せるほどてんやわんや。楽しいから許します。
振り回されながらも場を楽しんでいる感じの執事とどこか間抜けな牧師がかわいい。グウェンドレンの母親の迫力たるや…！
お屋敷のセットやお嬢さんたちのコテコテのドレスも見どころ。

アーネストは『バルカン超特急』の人なのね。すっかりいい感じのおじさんになってました。
キャストがとても豪華な2002年版も観たい。楽しみ。

オスカー・ワイルドの同名戯曲を映画化した作品。監督のアンソニー・アスクィスは戯曲を映画化した作品が多かったせいか、今ひとつ評価が低いと言われているが、「ピグマリオン」、「予期せぬ出来事」、「求むハズ」、「黄色いロールスロイス」と、どの作品も私が面白いと感じた映画ばかりで、アスクィス監督作品が好きなのかもしれない。本作もまたお気に入り。

都会の紳士アルジーと田舎の紳士ジャックが、それぞれ別人になりすまして二重生活を送り、お互いに関係のある異なる女性をそれぞれ射止めようとする通俗ロマンス。それぞれ都会と田舎に行く方便として、作り上げた架空の人物の名が同じ「アーネスト」であった事から巻き起こる混乱を、やや複雑な筋と溢れんばかりのユーモアとウィットそれに鋭い風刺で描いた喜劇。
偶然に偶然が重なる事で起こるアクシデントやや突発的に成功してしまう恋愛模様など、リアリズムの全く欠けたコメディだが、ここまで作品の為に徹底されたご都合主義だと笑うしかない。

言葉遊びと丁々発止のやりとりがいずれも面白い。earnestとernestに引っ掛けた表題の洒落は勿論、bunburyにing付けるのは笑った。
全ての登場人物が愛おしい作品だが、とりわけレディ・ブラックネル演じたエディス・エヴァンスは上流社会の勿体ぶった馬鹿馬鹿しさを体現したかのような発音が最高。とりわけ彼女が発した「a handbag!?」は伝説化しているらしい。その娘のグウェンドリンを演じるジョーン・グリーンウッドとセシリーを演じるドロシー・テューティンとの火花散るアフタヌーンティーの応酬も最高。
マイケル・デニソンのキャラクターは人を食って二ヤニヤ笑う、いかにもオスカー・ワイルドその人が作品の中に登場したかのような楽しさで、彼の顔つきも相まってレックス・ハリソンを彷彿とさせる。他作品も観てみたくなったが、その演技力にも関わらず、ビッグバジェットには出ていないようなのが残念。
ポスターには本人の顔がデカデカと描かれているのに、何故かfilmarksのキャスト一覧には掲載されていないが、家庭教師役にマーガレット・ラザフォードが出演。作品内ではとんでもない役割を果たす立ち位置なのだが、本人自体の露出は控えめで、流石に主役ではないので演技もそこまで出しゃばっていない。

最後の締めをタイトルで落とす映画って意外と珍しいな。しかもちゃんと洒落てて期待を裏切らないの大好き。

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