HK

サバイバルファミリーのHKのレビュー・感想・評価

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)
3.5
「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」などの矢口史靖監督によるサバイバル映画。

全ての電気が消えてしまったらこの日本はどうなってしまうのか。一つの家族を中心にどう生き残るかをリアリティーある描写で描いている。

小日向文世さんは自分が見た作品ではムカつく役が多かったのであるが、今回はムカつくけどあまり憎めない、本当は家族思いの父親を演じていて好感が持てた。

やはり、みんな自転車移動になるのかと思うとぞっとしたが、車も電動自動車でなければガソリンがあれば大丈夫なんじゃないかと勝手に思ってみたり、もうちょっと考察が必要だったんじゃないかと思ってしまった。

迷ってたら、田舎の養豚農家に拾われたり、何故かあの後鹿児島にまた出向いたり、川が氾濫しているのに横断したり、犬に襲われたりと、ちょっとドラマ部分が都合よく出来すぎているんじゃないかと思ってしまったが、それでもまあまあ面白かった。

家族全員がキャラクターが立っていて見ていてとても面白かった。
HK

HK