Soshi

VR ミッション:25のSoshiのレビュー・感想・評価

VR ミッション:25(2015年製作の映画)
4.0
バーチャルゲームがお好きな方必見。とってもオススメ。

<あらすじ>
8人のゲーマーがある会社に集められた。ボディースーツを着させられ、天の声に任せヘルメットとボディガードを装備する。ヘルメットのカバーをすると、そこにはあるはずのない空間が広がる。まさに戦場だ。さらに、スーツやヘルメットが消え、迷彩服を纏った兵士のような格好になっているではないか。そこでカバーを上げると元の世界に戻る。確かにスーツやヘルメットを装着している。暫くすると声が聞こえる。カバーを下げるとそこには鬼教官が。もちろんバーチャルであるため彼に触ろうとしても触れられない。彼の指示に従い武器を取り、敵との戦いの準備をする。手に取ったのは重々しい銃だ。カバーを上げて見てみるとただの白いおもちゃの銃である。しかし教官が彼らの1人に目掛けて銃を撃つと、ものすごい衝撃と共に、着ていた防弾チョッキが消える。教官によると、1回は相手の攻撃は無効になるそうだ。2回目の攻撃を食らうと実際に銃で打たれた感覚に襲われ死に至る。そこで、1人1つ持っている薬を打つと傷が完治するそうだ。さらに、敵を倒すとポイントが稼げるのだという。現実と夢の狭間にいる彼らだったが、教官の掛け声でゲームが始まってしまった。その階の敵を倒し終わると天の声に下に行くように告げられる。階が下がるとレベルが上がっていくシステムだろう。未だ現実と夢との区別がつかない彼らは、暫くヘルメットのカバーを上げて歓談をする。すると誰もいないはずなのに音が聞こえる。驚いてカバーを下げるとそこには敵がいたのだ。
ゲームを脱出する方法はないのかとヘルメットや窓を壊そうとするが、教官にボコボコにされる。こっちは触れないのに向こうは触ることが出来る恐怖を感じ、ゲームをクリアすることが脱出する唯一の方法であることを悟る。果たしてゴールに辿り着けるのか。

<感想>
教官のセリフや、ガスが漏れてて銃が使えないからナイフで戦うとか、敵を拷問にかけるとことか、制限時間内に爆発物を処理する設定とか、本当にゲームの世界に入ってしまった感覚を覚える。
バーチャルの世界に入らなくても、攻撃されてしまうことに気付いた後から、本気の戦いが観れてハラハラドキドキの連続。
この手の映画に付き物の人間関係の崩壊も楽しめる。
バーチャルゲームで死ぬと現実でも死ぬ設定やその理由、最後シーンの衝撃には感服した。


祝 初トップレビュー。
Soshi

Soshi