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過激なフェルディナントのmingoのレビュー・感想・評価

過激なフェルディナント(1976年製作の映画)
3.8
警察から企業の警備主任になり自らが秩序を危険にさらす存在になる悲劇的な主人公フェルディナントを軸に描かれるクルーゲのニュージャーマン風刺喜劇。
うちの会社にも「間違ったことを自覚してやってるにもかかわらず思考停止して肯定することで己の存在意義を見いだす老いたマン」おるよ、ただフェルディナントは警備の必要性を訴えたいのと間違った正論ではないから社会における歪みみたいなのがコメディのくせに歯痒かった…私も社会に出たての頃「個人の主張は消さなきゃならない」て教わったの思い出した、組織がクズだから走り出さらずにいられないフェルディナントの気持ちもわかる…映画だから爆笑できるけど身近にこんなやつおったらこわいな…会社という組織なくなる時代は到来せんのか…
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