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レッド・スパローのwoosのレビュー・感想・評価

レッド・スパロー(2017年製作の映画)
3.9
TOHOシネマズ新宿にてIMAX2D字幕版を鑑賞。
2018年新作劇場鑑賞29作目。
客席は8割くらい。
テーマ「共産主義ってキツイよね」

[全体として]
まあ、嘘みたいだが共産主義時代のロシア(ソビエトの頃)とか、中国とかあと、北朝鮮なんかもそうだろうけど、この映画で行われているようなハニートラップ要員の育成なんか全然行われていると思うし、多分そこまでオーバーに描いていないと思う。ただ、昔イスラエル諜報部の人が書いた手記のようなものを読んだことがあるが、拷問に耐えられる人なんかいないから、どんな屈強な人でも捕まった時点で喋っちゃうらしいので、その話を信じるのならその辺は映画として誇張した部分なのかもしれない。

[良かったところ]
スパイもののドキドキハラハラは保ちつつ、ここ最近の流れとして多いのだが、男のヒーローに助けられて、そこがくっついて、めでたしめでたしみたいな流れじゃないストーリーが増えてきたが、それを押さえつつ更に国家に尽くすのは男だけじゃないという強いメッセージを感じた。
ジェニファー・ローレンスがエロい。

[気になったところ]
主人公のキャラクター造形として、激情型なのに表情が少なくて、この人は初めからなんか人ならざる者に思えて、あまり感情移入が出来なかった。平たくいうとあんまり魅力的なキャラじゃなかった。

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うーん。それなりに面白かったって感じです。
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