レビュー前に1洒落…ロシアはおそロシア…
『コンスタンティン』だけ大好きだったフランシス・ローレンス、ここに来てまさかの傑作を発表!!(助監督は日本人だよね???)
今をときめくジェニファー・ローレンス目当てで鑑賞したが、中々のエログロサスペンス劇に、良い意味で裏切られた!
まず、中々見せないジェニファーは、「え!?ここで脱ぐ!?」というところであっさりヌードを披露するのに対し、
逆に、殴る蹴るに拷問、ロシア各都市はガッツリ見せるという、サービス精神とビジュアル・ショックの嵐に呆然。
加えて、アメリカとロシア、互いが互いの正体に気づいてる上でストーリーが展開する、というのが斬新で面白かった。
ハニー・トラップや感情の高ぶりなど、女性スパイならではの演出で、完全に俺も手中に収まっていましたよ。
そして、我らがサイモン・セズこと、ジェレミー・アイアンズの優雅さと品格、
シャーロット・ランプリングのマシーンのような鬼教官ぶりも、本作の異質さに彩りを添えていた。
"皮むき"は流石に勘弁だけど、メタルを大音量で流す拷問は、俺には通じんぞ!