「ジャン=クロード…」
「ジャン=クロード・ヴァン・ダムか?」
このセリフで満足。
裏を返せば、こんなネタが飛び出すぐらい脚本は無茶苦茶。
でも、そのお陰で、1作目以外お行儀が良過ぎた男性版シリーズより、誰もが楽しめるエンターテイメント作品に仕上がっていたと思う。
また、強い女性映画が増えている中での本作は、多国籍人種であることも含め、近年1,2を争うバランスの取り方だったと感じる。
それぞれのキャラクター・文化を活かし、のびのびと活躍する様は、観ていて気持ちがいい。
個人的には、ケイト・ブランシェットの着こなしと"相棒感"が、たまらなくカッコよかった。もちろん、アン・ハサウェイの勘違いセレブ感も◎。
ただし、ラスト・シーンは完全に『BvS』なので、次回は"オーシャンズの協力と、クリプトン人の科学力により復活したジョージ・クルーニーが、時差ボケで暴れる映画"になると思います。