超トラウマ映画。あんまりレビューに書かれていない気がするんだけど、とても怖いシーンがあります。
幼少期に、ディズニーのプーさんでズオーとヒイタチが怖かった人。ダンボのピンクのゾウが怖かった人。要注意です。
個人的に似た恐怖が植え付けられてちょくちょく見れないシーンがありました。
映像はとても美しく、全体的にストーリーが薄っぺらいのは否めないものの、物語にまとまりはあり、映画が伝えたいことも理解できた。が、物語がサラサラ進むのでイマイチ心に残らなかったかなあ。
クララの美しさは息を飲むほどだし、クリスマスの街の様子、パーティの演出、ゴッドファーザーから子供達へのプレゼントのサプライズ、そして迷い込む世界の描写はとても素晴らしかったけど
世界迷い込んだ割にはお城みたいなとことあのトラウマ廃墟しか行き来してなくてつまらなかった。クララが勇敢で潔くてちゃんと悪いことしたら謝るタイプの人間でかなり好感が持てたし、くるみ割り人形のフィリップは話が進むにつれどんどんかっこよさが増していく気がした。
2人のお別れのシーンは切なく、「寂しい方が忘れない」という言葉はじーんときた。思い出が宝物になる。と。
切ないけど、今の自分にとって必要な言葉だったかもしれない。
嫌いではないのだけど、本当に怖かったので減点しました。
