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"頑張って探して見つけた方が嬉しいでしょ？宝探しみたいで。"
🎞️story＆information🎞️
高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】。
彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく。
膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」を偶然見つけたことから、【僕】と桜良は次第に一緒に過ごすことに。
だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。
桜良の死から12年。
結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。
そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る――。
監督は月川翔。
原作にはない12年後の世界が描かれていることが特徴。
🎞️review🎞️✐✐✐✐✐✐
2017年に上映された青春恋愛作品。
当時狂気的なタイトルで話題になった本作。
原作イラストのloundrawが元々好きで、自分の周りに知って貰えたのが嬉しかった記憶。
原作とは異なり、
物語は12年後の現在と過去を交錯させながら描いている。
主役の2人を繋ぐ切ない関係。
そして歪な関係から生まれる2人の距離感。
その関係は初々しいながらも憧れと隠している恐怖、そして安心できる居場所を映しているかのよう。
そんな本作は
「"生きることの意味"を本当に自分たちは理解できているか?」を問いかけてくる。
世の中はいつだって不条理で、誰にも平等に不条理は起きる可能性がある。
それが例えどれだけ不運に見舞われた人間だったとしても。
終盤で明かされるタイトルの意味は
綺麗に収束されていったわけではないものの、本作に相応しいと思えた。
ただ、メインを演じた2人の演技が微妙な仕上がりに…。
高校生を演じることのできる役者で演技派は少ないのは理解してるけど、
もう少し頑張って欲しかった。
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story：amazon prime参考
information：Wiki参考
