このレビューはネタバレを含みます
自分が相手に思っていたことが、相手も自分に同じように思ってくれていた。とても奇妙な両想いのお話。
大人になった春樹の止まっていた時計が動き出した瞬間にやっぱりボロ泣きしてしまったけど、嫌味がなくて気持ちいい。作り手とこちらの確かめ算がうまい。
浜辺美波が放つ光は一体何ルーメンあるの。小栗旬が手紙を渡す下りで恭子を前にちゃんと学生時代のあの感じに戻っていたのがいい。肉まん君が今回ガム君なのはちょっと笑った。
結構ファンタジーだなと感じたり、言いたいことがないわけではないんですけど、難病モノのひとつのアンサーとしていい映画じゃないでしょうか。大人があまり出てこないっていうのも印象的。