ドルフィンキック

劇場版 新・ミナミの帝王 THE KING OF MINAMIのドルフィンキックのレビュー・感想・評価

3.9
レンタルDVDにて、鑑賞しました。
今まで、「ミナミの帝王」シリーズ作品は、テレビ版、劇場版共に、地上波のテレビ放送やレンタルDVDにて、沢山、鑑賞して来て、馴れ親しんでいるので、やっぱり、萬田銀次郎役は、竹内力さんの方が、「凄味」や「迫力」や「風格」が、あって、しっくり来ますね。

とは言え、千原ジュニアさんの萬田銀次郎も、演技力に関しては、失礼ですが、流石に、本業が、お笑い芸人さんなので、俳優を生業としている、竹内力さんと比べると、拙さはありますが、でも、あの千原ジュニアさんのクールで、良い意味での不気味な演技&表情は、鬼気迫るものが、あって、竹内力さんの萬田銀次郎とは、また違った魅力が、あって、悪くはないと思います。

ただ、本作では、大東駿介さんが、主役扱いみたいで、千原ジュニアさんの出番が、少なかったのは、少し、残念でしたね。
最後には、ビシッと決めてくれましたが。

舎弟役の大東駿介さんのコミカル且つ突っ走った演技も、とても良かったと思います♪
彼は、演技力が、高いと思います。
なので、個人的には、歴代の舎弟役の中では、一番、良いですね。

ヒロイン役の松井愛莉さんも、可愛くて、元AKB48の光宗薫さんも、美しくて、尚且つ、愛媛県出身で、大阪府育ちだけあって、大阪弁のセリフが、上手くて、お二人共、とても素敵でした♪

袴田吉彦さんも、相変わらずの安定感のある演技で、ナイスでした!

ストーリーは、弱きを助け強きを挫くような、「ミナミの帝王」シリーズの定番とも言える内容で、「無難に」、そして、「手堅く」、楽しめました♪

ラストの展開は、僕の好きな、テレビ時代劇の「名奉行 遠山の金さん」やテレビドラマの「ザ・ハングマン」を彷彿とさせて、ニヤリとしました♪

総合的には、普通に楽しめる。と言った作品でしたね。
大阪が、舞台の作品なので、大阪人、関西人の映画ファンの方々には、お勧めの作品でございます♪

あと、主題歌のLACCO TOWERの「秘密」も、作品の雰囲気やイメージとは、少し、違うかなとは思いましたが、カッコ良い曲なので、グッと来ました♪