Hagieen

レディ・ハード/香港大捜査線のHagieenのレビュー・感想・評価

3.6
コリー・ユン監督、ミシェル・ヨー、シンシア・ラスロック主演。

ホテルの一室で殺し屋が証拠を奪うためにノーマンを殺害、
その現場にコソ泥の二人が従業員を装って侵入、金目の物を物色して逃走する。
ホテルにノーマンを訪ねてきた香港警察アンナは友人が殺害されていることを知り、直前にいた従業員を怪しいと見て捜索する。
コソ泥が奪ったモノの中に証拠も紛れ込み、殺し屋と警察から追われることとなる。

長らくこのソフトはプレミア価格がついていたが、リマスター化されたのでBlu-rayを購入。
皇家師姐シリーズ1作目にしてミシェル・ヨー初主演。本格的なアクションは初めてという事もアリ、おそらくその補強としてシンシア・ラスロックもキャスティングされている。
しかしミシェル・ヨーのアクションは初めてとは思えないもので、シンシア・ラスロックにも引けを取らない。

冒頭でいきなり街中で強盗相手に銃撃戦、ダーティー・ハリーなみにガンガン撃ちまくるミシェル・ヨー。
ショットガンまで持ち出すという大門軍団のような展開。
犯人にむかって「弾丸が残っているか試してみる?」なんて台詞を言うあたりはもう確信犯だなw

コソ泥の仲間の偽造屋が見た顔だと思ったらツィ・ハークだった。
アクションもこなしコミカルに熱演、いやぁ若い若いw。
※ホント、香港の監督は芸達者な人が多い。
コソ泥ふたりも何気にアクションうまいという。
それもそのはずでコソ泥役のマン・ホイはコリー・ユンと共にアクション監督もやっている。
監督予定がスケジュールの都合でかなわなかったサモハンもカメオ出演。
師父役なので老けメイクをしているが、85年制作なのでみんな若い。

あらためて若さと才能と熱気の塊を見せられた、そんな作品。
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