東京国際映画祭学生応援団

スウィート17モンスターの東京国際映画祭学生応援団のレビュー・感想・評価

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)
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〈17歳ってこういうことでしょ?〉

「学園映画🏫」3本目は『スウィート17モンスター』

この映画、私大好きすぎるんです。

高校生という最大の思春期を抜けて、少し大人になってから私は観たので自分が高校生だった頃をすごく思い出して共感してしまうことだらけでした。笑

男女間でなんとなーく気まずい空気が流れたり、意味わかんない悩みだらけで頭がいっぱいになったり、高校生って1番何考えてるのかわからなかったりしますよね。

そこでおすすめしたいんです。この映画を。
等身大の女子高生を描く、言わば、
「女子高生の取り扱い説明書」
と言っても過言ではないと思います!(わたし的)

アメリカのハイスクールのファッションもかわいいです🕺

かき

こじらせ度★★★★★
青春度★★★★☆
女の子の共感度★★★★★
タイトルしりとり。

今日はカメさんの「ズ(ス)」から始まる映画です

『ウォーターボーイズ』→『スウィート17モンスター』

女の子ならわかるでしょ?と言いたい17歳の独特な心理状況を映画化した作品。

高校生ってすごくもどかしくて、全てが自分中心に回ってるんじゃないかって思っちゃう。私も思ってたことあります。

大人にもなりたくないけど、子供扱いもしないで欲しい。
友達はみんな心友、裏切ったりなんてしないよね?ねえ?

ネイディーンの心の葛藤はきっと誰でも通る高校生ならではの特別な葛藤なのではないでしょうか。
観ていて手に取るように彼女の気持ちに共感してしまいました。

きっと男性陣はこんなこじらせ女子を
「女ってめんどくせーな!」
って思っちゃうかもしれないですけど、こうやって女の子は大人になるんです。温かい目で見守ってあげてくださいね。ささやかながら私からのアドバイスです。