面白い…
陰謀論で都市伝説な世界観に入ってくのが楽しい。
どこでハシゴ外されるのかとヒヤヒヤしながら観てたけど、そういう話でもない。
セオリーみたいなものにほとんど乗らずに進んでくようで、先が全然読めなかった。
だからなのか、思い出そうとしても時系列がごちゃごちゃにしか思い出せない。
構造は『ゼイリブ』とか『ビッグリボウスキ』とかを思い出す感じ。不安とバッドトリップを行き来…みたいな。
アンドリュー・ガーフィールドの、頑張るところ間違えた間抜けっぷりが良い。なんとなく共感できる。
細部では、1ドル札とか暗号、地図といった陰謀論マターのてんこ盛り具合が「これこれ」って感じでナイス。序盤から何度か見せてた家の構造が最後にまた活きて てくるのも気持ちいい。
世の中の多くのことはあのオウムの鳴き声みたいになんとでも読み取れる…という綺麗なオチまでつく。
「結局なんだったの？」の嵐だけど惑わされてる途中が楽しかったのは事実なので。
しかしドローン使った覗きのシーンとかマジでなんだったの？
でもエロが映画全体の持続力にあったのは確か。出てくるのは女の裸ばかりだけど。
