おはよう諸君。
政府の命により(辞令)、ワシントンをKansai(関西)に遷都しなければならなくなった(つまりは異動)。
それに伴い、これまで貯めてきた20-21年の公文書(下書き)を破棄しなければならない(つまりは諦め)。
ということで、残りは合間合間に更新しようと思うが、ここからはタイムリーにレビューしようと思う!!
But, I'll be back in Kanto ASAP!!!
以下、本レビュー。
突然ですが私、1番好きなコミック・ヒーローは?と聞かれたら、バットマンと答えるほどのブルース・ウェイン好きなのです。
今でも『BvS』は大傑作だと思ってるし、残念ながらそのベンアフが降板したとはいえ、久々の単体新作ということでめちゃくちゃ楽しみにしてました!
だかしかし、3時間…笑笑
語る必要があるストーリーなら3時間でも良いんだけど、本作は3時間あるのにほとんどの話を中途半端に投げ出してしまった感が笑
名探偵ものにしても謎や伏線がつぎはぎ過ぎるし、バットマン本人は大して推理してないし、何なら彼、親の遺産食い潰しながら趣味感覚でヒーローするニートだからね?笑
そもそも謎が全然面白くないのが前提だけど、これは日本の宣伝が悪そう。
片や悪役たち、リドラーも最初こそ良かったものの、『アンタッチャブル』のデ・ニーロ風ペンギンの小物感と、ファルコーニの漂う変態感の前に色々かき消されてた。
キャットウーマンも…いらんかったなあ笑
何より現代社会、言い換えると、政治腐敗、匿名性、同調、マイノリティ、コロナ…といった、アメリカの今におけるバットマンの在り方を描こうとしたのだと思うけど、そのリアリティが面白さに繋がらなかったような…
とりわけ、ティム・バートン版に始まるファンタジー要素盛り盛りゴッサムで育った身としては、守る街が地味だったし、片やメガロポリスとしつつも、そのバランス感覚が良かったのがノーラン版だった気がする。
けど、バットマン2年生てところからも『007/カジノ・ロワイヤル』を参考にしたのは間違いないと思うから、同じく過去シリーズに思い入れがない人は楽しめるはず!
個人的には、バットマン(とバットモービル)の登場シーンや黒塗りの目元、繰り返されるスコアは印象的だったし、弾を避けずに真っ向から挑んだり、謎の注射で復活する脳筋ぶりも好みだったので、新人ということに免じて今後に期待したい!!!
1番好きなシーンは警察署のワチャワチャ。
続編は、パティンソンがペンギンのクラブで女性をはべらしたり、アルフレッドに目の隈を気にされて健康ジュースを差し出されたりしてほしい。
もちろん、敵はあの冷凍男でオナシャス!!
…にしても、2人して爆発耐性強過ぎィイ!!笑