【世界人口5%の国に世界中の4分の1の囚人が収容されている】
『グローリー明日への行進』のエヴァ氏が制作したアメリカの現状を追うドキュメンタリー作品。
この映画はアメリカの歴史を細かく紐解きながら、権力者達がいかにして自分の都合のいいように法の穴を突き、結果的に人種問題を大きくしてしまったかを分かりやすく説明しています。
個人的には途中で出てくる政治団体のヤバさに仰天しており、今世界で起きてることは決して軽いことではないことを痛感させられた。
1940年代には、アメリカは日系人に対して理不尽に収容し、ヘイトを向けさせていたことを忘れてはいけない。
ただ、この映画で一番怖いことがある。
それはこの映画が"2016年"公開だということだ。
なぜなら、その後あのトランプが大統領になってしまったことで人種差別が激しくなってしまい、そして2020年にあのジョージフロイド氏の事件が起きてしまったから。
あれから何も変わってない。