13th 憲法修正第13条の作品情報・感想・評価

13th 憲法修正第13条2016年製作の映画)

13th

製作国:

上映時間:100分

3.9

「13th 憲法修正第13条」に投稿された感想・評価

奴隷は解放されたし、ジム・クロウ法も無くなったが、刑務所という形で隔離政策は残っているのではないか?という問いかけをする映画。
ポイントは民主党、共和党関係無しに刑務所に有色人種をぶち込んできたというトコロ。
若いヒラリーが「ただの少年ギャングではありません。彼らはスーパープレデター(強力な捕食動物)と呼ばれる少年達で、人を思いやる気持ちなどありません。」と言い放ったカットを入れたのは、監督の明確な態度表明だろう。共和党を悪者にして済む話ではないのだ。
この映画は刑務所制度を批判の的に置いているが、刑務所が無くなってもGPSなどの最新技術によって抑圧のシステムが維持されることも予言している。
映画の中で、改革とは形を変えた制度維持(正確なセリフは忘れました)、のようなことを言っていた人がいたが、まさにそこのことをアメリカ史を振り返りながら伝えてくれている。
Shoty

Shotyの感想・評価

3.8
「アメリカ人口は世界の5%にすぎないが アメリカ人受刑者は世界全体の25%も占める」この問題の背景には廃止された奴隷制度が今も合衆国修正憲法第13条を利用し恣意的に存在しているよというドキュメンタリー。
データや実際の映像 映画 インタビュー 等 見せ方も飽きないし 都市伝説とか陰謀とかそういう事ではないなと思える、こりゃいいドキュメンタリー!
多少バイアスかかってるけど、この時代だからこそ見るべき良質ドキュメンタリー。 奴隷解放後、今度は”犯罪者”として扱われ始める黒人。麻薬戦争、人種差別、政治戦略、民営化刑務所のビジネス、メディアと大量投獄の関係性。歴史は繰り返しちゃいけない、って綺麗事を言葉にするだけなら簡単だな。。
くみん

くみんの感想・評価

4.0
政治家と警察が支配する社会、イメージを植えつける政治家の思惑、マスメディア、「ドリーム」観て、50年前のアメリカは差別社会だったなー、なんて呑気に言ってられない現実なのだとあらためて。共謀罪を成立させ、改憲に向かう今の日本、人ごとではない!
アメリカ史に関わる映画がお好きな人なら本当にお勧めの1本。映画上映はされておらず、ネットフリックスのみでオンデマンド配信なのですが、これだけの題材をこんなにしっかりとしたドキュメンタリーにできたネットフリックスがすごい。差別というものが、どのように形を変えて今日に存続してしまっているのか。自白を強要される立場の弱い人々がどれだけいるのか。一体何がこの差別の根幹にあるのか。
BIGGT

BIGGTの感想・評価

4.0
アメリカの憲法修正第13条の「抜け穴」は奴隷解放から現代まで有色人種の差別を肯定してきた。アメリカという自由の国の、暴かれる法制度の崩壊、国家企業間の密な関係、刑務所民営化からなる劣悪な環境、奴隷解放宣言から今まで、黒人に対する差別は根本的に変わっていない。いい作品でした
risako

risakoの感想・評価

2.4
常山の地域文化論でちょっとかじったから見てみた。
なかなかアメリカへの歴史の理解が深まった。
アメリカの人種差別と政治、経済、刑務所、警察の関わりについて。
奴隷として溢アフリカから運ばれて以来黒人の地位は変わらない。法律などを利用して黒人の人権は著しく制限されている。現代においても黒人であるがために警察か無慈悲に発砲される。無理してアメリカに座らずにアフリカに戻ればいいのでないかと思うが経済的な面も見るのそうもいかないのだろう。
KazumaK

KazumaKの感想・評価

4.1
多少のバイアスがあるのはドキュメンタリーの性質上致し方ない。
アメリカの負の歴史を丁寧に描き出している。

すべては最後の一言に集約されている。
KS

KSの感想・評価

4.3
世界の人口の5%であるアメリカ人。しかし、囚人の数は、世界の25%にのぼる。その裏にある投獄ビジネスが如何に生まれ、如何に現在の形に至ったのかを描いたドキュメンタリー。

犯罪とは何か。その概念を考えさせられる。
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