Stroszek

スターシップ・トゥルーパーズ2のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

予算不足か、ほぼワン・シチュエーション物。前作と趣が異なり、照明が暗めで昔の恐怖映画のような演出と音楽。パニクる士官対叩き上げ兵士どもといった構図にやや既視感は否めないが、監督が特撮出身だけありクリーチャー等丁寧な作り。戦意高揚に対する皮肉なトーンが消えているかと思ったら、結末で「兵士使い捨ての政府の方針に批判的だった大尉の最期の言葉を改竄し、戦争英雄に仕立てる」という強烈な皮肉があった。脚本家のエド・ニューマイヤーによると、「プロパガンダの過程を描きたかった」ということで、その試みは成功していると思う。
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