高校生のバンドものは好きなのですが、この映画では高校生にして、バンドは世間的に大人気、モモも高校生にして秋元康並みの音楽プロデューサーって事で、なんか妙に大人の世界を高校生の枠にはめてる感じがしました。
鎌倉のロケはもう色々な映画で使いつくされた気がしますが、キレイに撮れていました。
ユズ役の志尊淳君の前髪ゴムで結わえた髪型がいいです。
ストーリーがどうのこうのというより、もう志尊淳君鑑賞という鑑賞目的がね、我ながら自己嫌悪であります。
そういう「いい男鑑賞」的な映画鑑賞は昔は大嫌いだったのに、コロッとね、自分を曲げたみたいで。
ただ、役者さん観たさだけで映画やドラマを観るとだんだんきつくなってくるのはわかってます。
この映画は色々な片想いが描かれますが、片想いを胸に秘めているユズはなかなか良かったですよ。
ギターとベースのセッションシーンは、山崎まさよしさんとスガシカオさんの指導があればよかったかもねぇ......でも、私はこの映画とても好きですね。素直な映画。