KouheiNakamura

名探偵コナン から紅の恋歌のKouheiNakamuraのレビュー・感想・評価

3.8
はつ恋の。


毎年安定したクオリティを保った名探偵コナンシリーズも今回で21作目!今回は京都を舞台に巻き起こる連続殺人事件をベースに、ちはやふるで話題になった競技かるたをぶち込んだエンタメに仕上がっている。アクション満載だった前作に比べ、ラブコメ要素も強め。ゲスト声優は宮川大輔と吉岡里帆。

いやはや、初恋ほど厄介なものはありませんね。なんでもそうですが、初めての体験は中々忘れないものです。特に初恋は現実では成就しないことがほとんど。しかしまあ、成就しないからこそいいのかもしれません。思い出は色あせないまま、大事に胸にしまっておくべきなのかも…。
とまあ、僕の初恋観はさておいて。今回のコナン、テーマはズバリ初恋ではないかと。西の名探偵、服部平次のフィアンセを名乗る新キャラ大岡紅葉は幼い頃の初恋の思い出を大事にして生きてきたキャラクター。またもう一名、この映画では初恋の思い出を大事にしたキャラクターが出て来るのですが…それは見てのお楽しみ。
しかしまあ、個人的にはこの大岡紅葉というキャラクターがツボでした。京都弁を喋るお嬢様で、かるたでは敵なしのクイーン。完全にちはやふるのしのぶやないか!っていうのはご愛嬌。なんとなく京都弁に対して憧れみたいなものがあるのかもしれません。

映画はいつも通り楽しかったですよ。棒読みの子供達にも慣れました。(笑)次回は安室中心か…?来年も楽しみです。
KouheiNakamura

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