1987年11月29日に発生した北朝鮮工作員による大韓民国航空機爆破事件を題材にした実録社会派映画

監督は伝説の怪獣映画『プルガサリ』の申相玉

なんでも日本語ペラペラ&東京藝大に留学する程の親日派だったらしく、本作でも"北朝鮮を絶対悪&韓国と日本は被害者"という構図を明確にしていたのが興味深かった

ただ肝心のストーリーは、前半の人間ドラマは単調な展開が続いて正直つまらなかった

最大の見所でもある飛行機空中大爆破シーンは『スター・ウォーズ』シリーズの特撮スタッフが携わっており見応え抜群、にもかかわらずあまりにも生々しく安っぽい人体欠損描写(風圧で眼球が飛び出す、腕の肉が剥がれる、全身火だるま)はいかがなものか

遺族から猛批判を浴びたのも納得の出来

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思い出しての1本。

吹替かつ短縮版。

製作年からして題材の衝撃性はあったのだろうけど、それだけ。前半の労働者の描写とか流れてる音楽とか嫌になってくる。