タキ

ピーターラビットのタキのレビュー・感想・評価

ピーターラビット(2018年製作の映画)
4.0
SNSでの評判が良くてとても楽しみにしてた。かわいいし面白いしビターアンドスイートの塩梅もよくファミリー向け映画としてはとてもよい。
ピカピカの野菜をたくさん育ててうさぎ退治もほどほどでとったウサギは美味しくミートパイにしていただく大叔父マクレガーさん実はいい人では?と思うぐらいにイギリス湖水地方の凶暴ウサギとウサギ嫌いの潔癖遺伝子ゲキギレ人間マクレガー(甥)との戦いは殺し合いのレベルで壮絶。ダイナマイトで吹っ飛ばされても感電ビリビリでも誰も死ぬことはないのがトムとジェリーみたいだった。
喋れるウサギを検知する能力はどうもマクレガー(甥)と子供だけであるらしくトーマス・マクレガーはウサギと話せて美しい風景の中でおとぎ話みたいな家に住めておもちゃ屋さんになるという子供たち垂涎の憧れの結晶みたいな人なんだけど、ウサギと話せるが故に大人が卒倒しそうなうらやましくない展開になってしまうというところが面白い。
ピーターラビットの本編が全部終わってうさぎの飼い主が投稿した可愛い「わが家のうさぎ」の写真がたくさん流れるんだけどこの映画、そもそもそんなほのぼのした話じゃなかったし、ウサギの飼い主どんなスタンスでみるの?と思ったら笑いがこみ上げてきて困った。ホントなんなのアレ。
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