【一言で言うと】
「淡い夏の“喪失”」
[あらすじ]
夏のベルリン。サシャは恋人のロレンスをベッドに残し、仕事場のアトリエへ向かう。彼女は淡々と仕事をこなし、同僚と会話を交わしてアトリエを出た後に突然倒れ、そのまま亡くなってしまう。ロレンスも、フランスから急きょやって来た彼女の両親や妹のゾエもぼうぜんとする．．．。
受験期間中に観てた映画シリーズ
8月(16/6)
最近なにか忘れてるな〜と思ったら、このシリーズの投稿をすっかり忘れていました😅．．．
どーもすみませんm(_ _;)m
それでもその当時観た記憶を辿ってレビューするのもなかなか難しいもんでして😖．．．って、そんな言い訳言える暇があったらレビューだレビュー！！
とまぁこの話はもう終わらすとして．．．
やっぱりあの映像といい、映画全体に広がる優しい雰囲気の世界観が良いですよね〜😊
『アマンダと僕』でもそうだったんですけど、何よりもこの観ていて優しさ包まれるような映像美がこの監督最大の魅力なんだな〜って思います。
それにどちらの作品にも言えることですが、この監督は“人の死”に直面するところとかをあえてあっさり描ききるというか、悲観的に見えるシーンをあえて見せないところがかなり特徴的ですね🤔
ストーリーとしてはかなり淡々としていて最初から最後までなんの抑揚もないのですが、淡々としてるからこそ作品から滲み出てくる夏の雰囲気や匂いとかがより一層リアルに体感できました。
やはりこの映画に限ったことではないけど、こういう映画観るとフランスに憧れを持っちゃいますよね〜☺️
かくいう日本の夏は非常にジメッとしててかなり過ごしにくいけど、フランスの夏はこの映画を見る限りかなり涼しそうだから観ていて納涼された気分です😙
とにかく全体的にメチャクチャ好み！！
この監督が描く夏の雰囲気も大好きだけど、やはり一人一人の登場人物の距離感も絶妙に良い！
あまり干渉し過ぎず、ひっそりと気持ちに寄り添ってくれるあの感じ。
観ていてとても心地いいし、非常に素敵な映画でした！！
今季節はまだ春ですけど、いい感じに涼しいからこの時期にもう一回観てみるのもいいかもしれませんね〜(*´꒳`*)
