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ダーク・エンジェルのHKのレビュー・感想・評価

ダーク・エンジェル(1990年製作の映画)
2.8
ドルフがいいね・・・時々、急にセガールやヴァン・ダムが出ているような映画が観たくなってまとめて観るんだけど、中でもドルフがいいね・・・と発言していたのはジム・ジャームッシュで、よく見ればジャームッシュの作品の中にもそのテの映画にあるユーモアが漂っている気がするのはたんなる気の所為かも知れないが、ジャームッシュを好き!と言ってる人でラングレンの映画も併せて観る映画ファンが少ないのは気の所為ではないだろう。まあ、どうでもいいことだが。この映画は麻薬捜査官のラングレンがエイリアンの売人と戦う話で、その成立のさせ方がユニーク。ごつい内田裕也みたいな風体のそのエイリアンは、麻薬を盗んで人間に大量注入、その時脳内に発生するエンドルフィンこそが奴らにとって最高の麻薬なのだ。ラングレンのアクションをキックではじめる辺り、分かってるこの監督クレイグ・R・バクスリーは翌年、バイク映画の快作『ストーン・コールド』を撮った人物でもある。
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