QvQ

さらば愛しきアウトローのQvQのレビュー・感想・評価

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)
3.7
頭の中で「本当は強盗は悪いことなんだよ、脱獄もそうだよ」が何度もよぎってしまう生真面目な私でも、画面の中のロバート=レッドフォードは素敵でホレボレしてポーッとなって、内容どうこうはとりあえず置いとこ、ってなってしまう。かなりざっくりだけどそんな映画でした。

人気俳優で、イケメンで、作品にも恵まれていて、映画の世界で幸せに生きてきたであろう彼は、本当に最後まで観客を魅了する、そんな存在だったんだなあと実感することができます。映画の中のこの人に夢を感じてこれて良かったなあ、幸せだったなあ、と。

まあ、この映画の役も本当に魅力的で、演出もとても良くて、共演者もみんなハマってて、そんな幸福感が映画全体を包んでて、稀代の人気俳優の花道としては完璧。

たとえそんな諸々の事情を知らずに観ても、なんとも言われぬ余裕ある雰囲気を感じつつ楽しく観れます。全盛期のロバート=レッドフォードを知らずに観ても楽しめるんじゃないでしょうか。で、バックしてあれこれ観てみるとか。それもきっと楽しいよね。
QvQ

QvQ