2022年31本目。
うわー、良かったなぁー!!
個人的には、細かい戦略とか抜きにして正面突破で感動させてくる感じ。
擬人化した個性的な動物キャラクター達に俳優・歌手・芸人と様々なジャンルの芸能人をキャスティングして、愛される名曲を歌わせる。
前作の SING でこのフレームワークの素晴らしさや優秀さと、キャラクターの動物のデザインと表情づくりに感動したけど、今作はそれを前提に更にキャラクターのブランドをグググッと高めてきて、正に「ネクストステージ」を感じさせる映画だった。
とにかく、個人的にアッシュというキャラクターデザインが完璧なんだよなぁ。ハリネズミ・ギター・ロック・男勝りな性格。
その上、吹き替え・字幕のどちらを選択しても、長澤まさみかスカーレット・ヨハンソンの歌声を聴けるなんて。
前作の "Set It All Free" 好きで、めっちゃ聴いてたなぁ。
最近、たまたま、長澤まさみの時間と共に広がった圧倒的なキャリアの幅について人と話すことがあったんだけど、そのときに忘れてたけど「歌を歌える」って、すごいな。
現時点では吹き替えしか見れてないけど、今回もアッシュの歌声が割と聞けて嬉しい。
スカヨハverも聞きたいので、字幕版も見よう。
(何故か、字幕版を上映している映画館が相対的に少なくないか笑)
ストーリーの展開や細かい描写に関しては、もしかしたら、甘い設計があるのかもしれないけど、冒頭と最後のショーで満足させる力は単純にすごいよねー。
とにかく、クレイが実際に歌い始める瞬間はゾワッとしたし、ちょっと泣きそうになった。
さすが、稲葉さん。
セリフ部分は「あ、本業の人じゃない」って、分かってしまう部分はあるけど、やっぱり歌い始めただけで全部持っていく。
B'z のことずっと好きで良かったよ。
この映画は日本だけ世界で唯一全編吹き替えが許されているらしい。
だからこそ、この限られた権利を全力で享受する意味でも、珍しく吹き替えでの鑑賞も全力でお薦めしたい映画。
何より、B'z の稲葉さんと長澤まさみのハモリを聴ける世界線を味わえるなんて、すごいことだぞ笑