kazuかず

羊と鋼の森のkazuかずのレビュー・感想・評価

羊と鋼の森(2018年製作の映画)
4.2
神戸の名画座で観賞( ´∀`)
優しく美しい名編でした。

主人公が高校生の時にピアノの調律現場に立ち会ったことから、自分も調律師を目指し仕事とし、ピアノを愛する人たちとの交流を経て自らが成長していく物語。

出てくる人たちが、皆んないい人で、終始心地よい時間が流れます。人間関係が上手くいきすぎというのもありますが。中盤に、主人公が初めて任されたお客様宅でのエピソードがとても心に響きました。セリフは少なくても、こんな素晴らしい描写があるんだと。真摯な仕事は、思いが伝わりますね。

ピアノの調律という仕事の奥深さに魅せられた2時間でした。映画を通して羊、鋼、森の3つのキーワードも納得!原作も読んでみたいと思いました。おすすめです。
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