
津波で大きな被害を受けた岩手県大槌町。かつて町があった場所はかさ上げ工事のために土に埋もれてしまう。この町で生まれ育った映画作家は、震災後に生まれた姪に向けて、彼女が大人になる頃には見れなくなる風景について映画で伝えようとする。監督は2011年に『槌音』を発表した大久保愉伊。彼が生まれ育ったふるさとの記憶と風景を、未来の姪に向けたメッセージで語る、ビデオレーターのようなドキュメンタリーが本作『ちかくてとおい』である。「2041年あなたの目の前には、どのような町並みが広がっているのだろう?そこではどんな景色が見え、どのような音が聞こえるのだろう?」インタビューもなければ、登場人物もいない。ある日突然消えていった風景から、これから生まれる風景を想像させる映像詩。
東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故で、遠く離れた場所へ避難した福島県双葉町の人々に密着したドキュメンタリー。原発事故により、福島県双葉町の住民1423人が、約250キロ離れた埼玉…
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>>続きを読むトルコとの国境に近いシリア北部のクルド人街コバニは、2014 年 9 月から過激派組織「イスラム国」(IS)の占領下となるも、クルド人民防衛隊(YPG)による激しい迎撃と連合軍の空爆支援に…
>>続きを読む『春を告げる町』が描くのは、華やかでシンボリックなセレモニーの後景で、こつこつと日々の暮らしを築いていく人びとの営み。この土地で新たに生まれ、すくすくと育っていく子どもたちの物語。被災体験…
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