面倒ごとは全て「ファミリー」で片付ける事でお馴染みのワイルド・スピードシリーズの9作目。
回を重ねるごとにキャラクターも荒唐無稽なアクションの種類も増え続け、膨大なネタと決まり事に溢れながらもそれら全てをスムーズに見せる恐ろしい作品。
今回の新キャラ（ファミリー）は、最近良い役の印象しかないジョン・シナ。画面に映るだけでなんだか笑顔になる。
そしてシリーズ1の駄作とされてきた3作目『TOKYO DRIFT』の主演陣（ファミリー）が合流してきたのは泣けた。ジャスティン・リンありがとう。
正直敵より殺しに躊躇しない味方（ファミリー）の倫理観や、作戦の準備が銃か車の手入れしかしてない所など気になる事も多いけど、そんな事考えさせる余裕を与えない勢いは毎度楽しい。
残すところ2作らしく、シリーズの畳み方も意識してるのではないかとも思える。そして何度今は亡きポール・ウォーカーの影で泣かされればいいのやら
