肌寒く…なったと思ったら蒸し暑くなり、蒸し暑くなったと思ったらまた肌寒くなり。お盆あたりから二転三転の天候が続きますね。
そんな環境下で、相変わらず…と言うか勤務先がまた10月からの組織変更を控え、またまた忙しくなっています。
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が、そんな中でも週末だけは映画を観続け…られたらいいなぁ〜😫！
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という訳で、Level2が俄然観たくなったため、予習も兼ねて劇場非鑑賞期間(2014〜2018年)の作品でもあり前々から観たかった本作を、先々週末8/21(土)深夜(8/22(日)未明)に自宅鑑賞したので、まずはこれから行きます。
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いや、ぶっちゃけヤクザ絡みの映画ってね、私の中では北野武の「アウトレイジ」で終わっていたと思っていたのですよ。(と言いながら、ビヨンドまでで最終章は観てないんですけどね😅)
もうあそこまで仁義も正義もへったくれもなく、ヤクザだろうが刑事だろうが、罵り合い・騙し合い・殺し合い、殺伐とした乾いた有様を見せられたら、生半可なヤクザものだったら見向きもしなかったと思うんです。
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ところが本作は、主人公は一応 刑事。
ヤクザの懐に入り込み賄賂まで貰い、かと言って寄り添いすぎず二大勢力の間を行き来する、限りなく黒に近いグレーの色を帯びた人物という設定との事。
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予告とかで見る限りは、犯罪行為スレスレの捜査なのか行動も垣間見え、正義感バリバリの若手刑事と組んでの軋轢や、逆に若手刑事側の葛藤など、アウトレイジとはまた違う形のエグみ(こんなんばっか🤣)が味わえるんじゃないかな〜と思って…😅
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(以下 公式サイトより抜粋)
昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島・呉原−。そこは未だ暴力団組織が割拠し、新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の「加古村組」と地場の暴力団「尾谷組」との抗争の火種が燻り始めていた。
そんな中「加古村組」関連企業の金融会社社員が失踪する。失踪を殺人事件と見たマル暴のベテラン刑事・大上と新人刑事・日岡は事件解決の為に奔走するが、やくざの抗争が正義も愛も金も、すべてを呑み込んでいく……。警察組織の目論み、大上自身に向けられた黒い疑惑、様々な欲望をもむき出しにして、暴力団と警察を巻き込んだ血で血を洗う報復合戦が起ころうとしていた……。
(以上 引用終わり)
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これ……面白い！想像以上に面白い…いやそれ以上…
断言します！傑作です😆❗
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〈ご注意❗：以降 若干のネタバレ含みます〉
確かに #役所広司 扮する大上は、情報通りスレスレどころか犯罪犯しちゃってますし😂所轄の刑事の身でありながら県警本部から内偵までかけられ、14年前の暴力団幹部殺しの疑いもかけられる、どす黒グレーな男ではありましたが、観進めるうちにハッキリするのは紛う事なき正義の人であり、やはり主人公たる資質のある人物であるという事。
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そして大上と共に捜査に当たりつつ、まさにその内偵の片棒を担ぐのが、国立広島大学出身で空手の嗜みもあり、真っ直ぐ過ぎるくらいの正義感を持つ #松坂桃李 演じる日岡。
そして、この彼こそが真の主人公である事に気付かされるそのシーンの衝撃たるや…！
そしてまた、その後の慟哭と、断固たる決心及び行動。
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それらが二人の俳優の渾身の演技と相まって、痛快に悪をバッタバッタとなぎ倒す、とはまた違った意味でのカタルシスを生み、このストーリーをさらなる高みに押し上げたのは間違いないでしょう。
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いやこれ素晴らしい😆！
役所広司は鉄板の配役ですが、松坂くんが…あのシンケンレッドだった松坂桃李くんが(知り合いでも何でも全然ないんですけど😂)こんなに素晴らしい役者になるなんて…父親のように嬉しい…😭😭😭(誰🤣？)
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それ以外にも、以前からカタギじゃないとか、ヤクザ役が板についてる #石橋蓮司 #ピエール瀧 #嶋田久作 とかは言わずもがなですが、
あまりヤクザ役をやらない…と言うかやった事ないみたいですが😅 #江口洋介 #竹野内豊 も結構凄みのある演技で、久々にワクワクしましたし
(あ、こちらも久々に御姿を拝見した #真木よう子 も一番好きな頃からはだいぶ年齢を重ねたに相応しい役柄ではありましたが、相変わらずの美しさでたまらんかったです😳)
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やっぱり人間味を極力排した究極の暴力は北野武の右に出る者はいないと常々思ってますけど、そうした風情もありつつ、こういう方向で来たか〜😆💦ってのが、嬉しい誤算でもあり、やはり男心をくすぐるってもんです。
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また、狼のレリーフの付いたパッチもんのジッポライター。これは映画の歴史上での象徴的なアイテムにまた一つ、神器が加わったと確信しました😆❗
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そんなこんなで翌週、つまり先週の日曜に期待度を最高に高めて「孤狼の血Level2」に挑んだのでありますが…
それはまた次回という事で…😅 またお会いしましょう。サヨナラサヨナラ、サヨナラ👋
