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ファースト・マンのデイのレビュー・感想・評価

ファースト・マン(2018年製作の映画)
4.0
あぁ…余韻ヒタヒタです🌕

Driveのゴズリンに近いかな?
色んな感情を余り表には出さず、色んな感情を瞳と微かな表情で語っちゃうゴズリン!!
もう、流石だし、カッコ良くて痺れちゃう💕

たくさんの仲間を犠牲にし、その悲しみや、
宇宙飛行士としてのたくさんの不安。
家庭を顧みる余裕も無く(後にジャネット夫人と離婚したのは頷けます)
唯一、感情をあらわにしたのは、幼くして亡くなった娘に対する涙でしょうか。

エンターテイメント性に欠ける部分があり、派手さは無く、なかなか抑えた作りになっています。
そこが低評価に響いているのかな?

私は、エンターテイメント性なものは求めていなかったから、この映画は、
"これはこれとして"良かったと思っています。

宇宙開発はチームとして成り立っているけれど、
あくまでもニールアームストロングに焦点を合わせいるし、
アームストロングの幼い頃のモノローグや若い頃のエピソードも出て来ません。

チャゼル監督らしさ?は分からないけれど
やはり音楽の入れ方でしょうかね…。

ワルツの入れ方や
月面が横に見えた時のハープのようなポロンポロンと言う響き。
そして、いよいよ月面着陸となった時のオーケストラの大演奏から、スパッ!と無音に切り替えられたところ。

月面着陸直前のドキドキ感!!


ララランドが"大好き過ぎる"私なのですが
その次の作品として、良くこの作品を作ったなー!!という感心もあり
画面はカラフルでは無いし、ハッキリとした明るさも無い。
フィルムの質感さえ違う。
でも1960年代らしさはとても感じ取れました。

娘のブレスレット…これも実話なのかな?
フィクションでしょうかね?

にしても、三半規管弱い私には、ぐるん…ぐるん…ぐるぐるぐるぐる〜のシーンにノートPCの画面でもぎょえー🙀!!となりました💦💦

全然、畑違いと思いながらも、チャゼル監督のこの作品も私はなんだかんだと気に入っています。

大昔に観たアポロ13を観たくなりました☆
アルマゲドンをまだ観て無い暴露😅💦






以下あれこれ
(別に読まなくても大丈夫です🙇‍♀️💦)

アメリカの月面着陸は本当は嘘・偽装という陰謀説がありましたよね?
でも、事実と思っていたほうが何だかロマンチックだし、素敵じゃないですか?!!!

こんな世界中が固唾を飲んで見守ることが、
今の時代に、もし、こんな出来事があったとしたら、なんて素敵なことなのでしょう。

時はベトナム戦争のさ中。
税金での宇宙開発に世の中の反発に遭い
マスコミって50年以上前のアメリカでさえ、エグくて"マスゴミ"なんだなー。としみじみ思う。
突き落としておいてからの手の平返し😓


以下メモとして
エグゼクティブプロデューサーにスティーヴンスピルバーグの名前がありましたね☆
あと字幕監修に毛利衛さん!!凄い!!
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