great兄やん

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のgreat兄やんのレビュー・感想・評価

4.0
一言で言うと「嘘の暴露」
[あらすじ]
ベトナム戦争の最中だった1971年、アメリカでは反戦運動が盛り上がりを見せていた。そんな中、「The New York Times」が政府の極秘文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在を暴く。ライバル紙である「The Washington Post」のキャサリンと部下のベンらも、報道の自由を求めて立ち上がり...。

政治モノだからあまり期待してなかったけど、なかなかのパワーを感じさせられる映画でした。
やっぱりスピルバーグって本当に天才だな〜って思う。
とにかく全編緊張感が凄い!
それに初共演であるトム・ハンクスとメリル・ストリープのまるで初共演とは思えないような名演技に胸熱でした!
それにただただ緊張感が続くだけでなく少しユーモアを含ませるのが流石ですね〜😮...
あのレモネードとかねwww
25セントから50セントに変えただけであんなに儲かるんだ😄www
でも展開が遅いのが玉に瑕ですね...
(だって..僕の隣に座ってたオジさん。開始5分で寝てましたから😅www)
それでもラストにかけての畳み掛ける展開はまさに圧巻。予測はできるんだけどそれでも興奮しました。
最後に、これは今の時代に向けて作られた映画でもあります。
トランプがフェイクニュースだとほざく中で、報道は嘘ばかりしか伝えないのかと疑う昨今。
これはそんな”今”に向けて糾弾した映画だと感じました。
報道はいかなる権力の元でも真実を伝えるべきである。メディアは政治に仕えるためにあるのではない!市民のためだ!!
そんなメッセージがこめられた映画でした!