TIFFにて。
第一印象は「とうとう松居大吾も長回しを 始めたか…」と思いました。
演者の後ろにチョイチョイ出てくるミュージシャン。MOROHAという2人組。あくまでもBGM扱い。居ない存在として話は進んでいるのに、めちゃくちゃ存在感があって歌が独特で、そっちの方が気になって演者を見るどころじゃなくて、まんまと策略にハマってしまいました。彼らの存在を知ることが出来たのは大きな収穫でした。
映画は「相変わらず型破りで好き勝手な松居ワールドだなぁ〜」って感じです。めくるめく映像が展開されていく感じは、飽きさせず楽しく観てました。
喜びや怒りを次々と表現していって、役者さん達も頑張ったんだろうなぁ〜と思いました。みんな素敵な表情をしていたので、今後も松井作品に直々、出現して欲しいです。