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ボヘミアン・ラプソディのwoosのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.0
TOHOシネマズ新宿にて字幕版を鑑賞。
2018年新作劇場鑑賞94作目。
客席は3割くらい。
テーマ「善き考え、善き言葉、善き行い」

[全体として]
基本的にはフレディ・マーキュリーの伝記映画で、クイーンは学生の頃よくギターをコピーした程度にはファンなので、割とたのしみにしていた。
切ないが太く短く生きた一人の天才の話。
応援上映やっても面白いと思う。

[良かったところ]
まず、フォックスのロゴが出る所がブライアン・メイのギターで奏でられて始まるのがアガる。
実際にはフレディ自身の声が使われているので、演じたラミ・マレックは歌っていない様だが、動きにかんしてはフレディ・マーキュリーその人がいる様に見えるし、他のメンバーもほぼ完璧だったんじゃないかと思う。
フレディの若い頃と、ロッキーホラーショーのフランケン・フルターって超似てる気がする。
また、どこまで本当でどこからがフィクションなのかは分からないが、みんなが知ってる名曲の数々がどうやって生まれたのが見れたのはとても嬉しかった。
画面に映るいろんなものが、示唆に富んでいて、知ってる人は何を表すのかがいろいろ見つけられると思う。

[気になったところ]
2時間ちょっとという尺の問題もあると思うが、もうちょっと長くして、各エピソードをもう少し深く掘って欲しかった。
あと、あんな出っ歯の話し方してたっけ?

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ヤングファミリー攻防史もの(宇多丸師匠命名)でもあると思います。
クイーンが好きな人は劇場で観とくべきでしょう。
オススメです。
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