kazu1961

リュミエール!のkazu1961のレビュー・感想・評価

リュミエール!(2016年製作の映画)
4.4
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-460
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋映画の誕生日と言われている1895年12月28日、パリのグラン・カフェ地階のサロン・ナンディアンで、初めて映像化が人々に有料公開されました。フランスのルイ&オーギュスト・リュミエール兄弟が発明した“シネマトグラフ”で撮影された映画、工場から出てくる人々を撮影した『工場の出口』という作品です。映画の発明者ということではエジソンのキネトスコープと並んで議論は続いていますが、本作ではリュミエール兄弟が製作した1895年から1905年の10年間の1422本の中から108本をセレクトしたリュミエール兄弟へ捧げるオマージュの作品です。

🖋当時、初めて映画を見た人の驚きや感動を本作を見ることによって感じることができます。たった50秒の映画、世界各地の映像、人々の風習、風俗、全ての映像に魅入ってしまいます。とりわけ日本が舞台の京都での剣道のシーンがあったことも驚き。歴史学的にも民俗学的にもとても貴重な作品だと思います。126年前の映像を見る機会に感謝です。

🖋 全長17m、幅35mmのフィルム、1本約50秒の映画。50秒だからこそ、そのテーマの普遍性、奇抜性、話題性などが問われます。そして何より構図の大切さが本作を観て改めて確認できました。その他、移動撮影やトリック撮影、リメイクなど今の映画技術に繋がることがすでに使用されてるのも驚きでした。ほんと映画好きにはたまらない作品です。

👏物語は。。。(参考:yahoo movie より)
1895年、フランス・パリ。オーギュスト&ルイ・リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフで撮影された『工場の出口』などが、世界で初めて有料上映された。演出や移動撮影、トリック撮影などの技術は人々を魅了しただけでなく、その後作られた映画に多大な影響を与えた。彼らが作り上げた作品群から厳選し紹介する。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『リュミエール!』
原題(英題):『Lumiere!』
🎥製作国 :フランス
🎥初公開 :2016
日本公開 :2017/10/28
🎥上映時間 :90分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):ティエリー・フレモー
脚本 :ティエリー・フレモー
原作 :※※※
撮影 :
音楽 :カミーユ・サン=サーンス
出演(声優):※※※

🔸Overview (映画. comより)———————
「映画の父」と称されるリュミエール兄弟が遺した膨大な作品群からセレクトした映像で構成された、リュミエール兄弟へのオマージュ作品。1895年12月28日パリ。ルイ&オーギュスト・リュミエールの兄弟が発明した撮影と映写の機能を持つ「シネマトグラフ」で撮影された映画「工場の出口」など10本の作品が世界初となる有料映画上映会で上映された。1本の長さが約50秒という短い時間ながら、それぞれの作品で取り入れられた演出、移動撮影、トリック撮影といった撮影テクニックは、現在の映画の原点とも言われている。カンヌ国際映画祭総代表で、リヨンのリュミエール研究所のディレクターを務めるティエリー・フレモーが、リュミエール兄弟が1895年から1905年の10年間に製作した1422本の短編作品から108本の作品を厳選し再構成。4Kデジタルによる修復を施し、90分の作品として完成させた。日本語吹替版ナレーションを落語家の立川志らくが担当。
kazu1961

kazu1961