KUJIRA

ランペイジ 巨獣大乱闘のKUJIRAのネタバレレビュー・内容・結末

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

IMAX3D鑑賞
怪獣映画はこうあるべき。
変に難しい設定入れたり、前半に退屈なドラマパートを詰め込んだりする怪獣映画が多いが、この作品は単純明快なのが良い。とにかくヤバい薬で、動物が巨大化して凶暴化すると言うだけの設定。ドラマパートは最低限しか無く、序盤から巨大化した動物が暴れるシーンが惜しみなく盛り込まれる。暴れ方も色々なアイデアで飽きさせない。
そして安定のロック様。序盤のゴリラと一触即発になるシーンでは、素手で倒すのではと若干期待した。銃で撃たれても「急所を外れたから」とピンピンしているのが堪らない。
一緒に行動する女科学者も良い演技。出演作を幾つか観てるからか、何となく見覚えが。
久々にマリン アッカーマンを観れたが、悪役なのが残念。何か顔の印象が違う。
ゴリラ、オオカミ、ワニが巨大化する訳だが、何故かゴリラだけが原型を留めている。オオカミはトゲトゲが背中に生えて、ムササビみたいな膜も付いている。このオオカミが剥製にしか見えない。ワニは、エリマキトカゲみたいなフリルが付いて、これまたトゲトゲがいっぱい、変なキバも生えてる。ワニもオオカミも、そのままの姿の方が迫力が出た気がする。
ヘリの距離感。もう少し考えようか、プロなんだから。
ミサイル撃っても、高層ビルから落ちても死なないのに、怪獣同士だと倒せるのが謎。
ゴリラの中指を立てるのと、左手に指を突っ込むシーンが下品だけど笑ってしまう。あのクリクリっとした目がカワイイ。
薬を作った会社の考えがよく分からない。低周波でおびき寄せた後の戦略が雑。結局、逃げるだけだったし。あんなデカ過ぎて制御できない兵器が売れる訳無い。
ゲーム原作の映画としては珍しい成功例。ゲームをやったこと無いので、どれぐらいゲームに近いのかは不明。
いい加減ゴリラの胸をドンドンするのは止めて欲しい。ポコポコだから。でも緊張感のあるシーンでポコポコは止めて欲しいかも。
グッジョブなのでおまけして4点。本当は3.8かな。
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