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検察側の罪人のharuのレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
3.9
エリート検事・最上(木村拓哉)と彼の正義を継承すると崇拝する新人検事・沖野(二宮和也)。

ある時起きた老夫婦殺人事件の参考人名簿の中に、過去に起きた殺人事件の重要参考人である松倉の名前が。
過去の殺人事件とは、過去に最上が慕っていた少女が殺された事件だった。

松倉を犯人にするストーリーへ強く固執する最上と、それを疑問に思う気持ちを隠せない沖野。
事件の真相に近づいていくに連れて、そのズレが大きくなっていく。


特に理由はないのだけれど、ジャニーズタレント共演系の映画は謎に避けてしまっていたので、新鮮な気持ちで視聴。


二宮和也の取調べの演技はとても迫力があり、想像以上に好印象。
主役の2人以外にも、松倉役の役者さんを始め、脇役役者さんたちの演技も非常に素晴らしかった。


設定上、長尺の会話の掛け合いが多く、ミステリー小説を集中力全開で読んでいる時のような錯覚も感じた。
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