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死霊館のシスターのStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

死霊館のシスター(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原題"The Nun"。

ルーマニアの聖カルタ修道院で尼僧が自殺し、バチカンは調査のためにバーグ神父と尼僧見習いアイリーンを送り込む。

『死霊館 エンフィールド事件』で垣間見えたエド・ウォーレンに取り憑く尼僧の姿をした悪魔の来歴が分かる。

その死霊が女装して悪意に満ちた笑みを浮かべるエイフェックス・ツインにしか見えない。

せっかく前作でジェイムズ・ワンが作り上げたじっと佇むだけの禍々しい尼僧のビジュアルが即物的な暴力の恐怖に還元されており、落胆せざるを得ない。物理攻撃が多く、前作にあった霊的な怖さがまったく感じられない。

舞台はルーマニアだが、トランシルバニアを舞台とした『吸血鬼ドラキュラ』の影響を多分に感じる。
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