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ゲーム・ナイトのTakaCineのレビュー・感想・評価

ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)
4.0
【痛快な謎解きゲーム】
これは純粋に面白い(2回観た)😁♪

劇場未公開ながら、映画小ネタ満載の推理サスペンスコメディ。信頼するフォロワーさんたちの評価が高かったので、この度Netflixで鑑賞しました。

これは当たりですね😉✌️✨✨

〈盛り沢山が嬉しい〉
●軽快な推理サスペンス
鑑賞中、昔のTVドラマ「こちらブルームーン探偵社」(ブルース・ウィリス出演)、「探偵レミントン・スティール」(ピアース・ブロスナン出演)を思い出しました😌

小説であれば「ドートマンダーシリーズ」(D・E・ウェストレイク作品)に似ているかも☝️

凹凸コンビ、(ブラック)ユーモア、推理サスペンス、どんでん返し…本格推理モノほど難しくなく(真面目でなく)、適度に謎解きまでの過程が楽しめて、個性的なキャラクターが面白くて、軽快な会話や捻ったプロットが楽しめる作品が昔から大好きなんです😚♪

そんな往年の娯楽ミステリー仕立てが懐かしくて、最後の最後まで楽しませようとする心意義が微笑ましかった(エンドロールまでぜひ観てほしい)‼️

●キャストがなんだか愉しげ
馬鹿馬鹿しさ一歩手前(いや、やり過ぎかも!?)のプロットを、キャストたちが楽しんで演じている雰囲気が好きですね♪

ジェイソン・ベイトマンとレイチェル・マクアダムスの凸凹コンビが最高に楽しい😍‼️

ベイトマンの至上最悪な不運男ぶり、マクアダムスの超キュートなコメディエンヌぶりで、ずっと笑って観ていられます😁💕相性抜群

特に、お間抜けな即席摘出手術(これ以上、書けない)と「オエェ~」はマジ大笑いしましたよ😂

もう、マクアダムスがめちゃくちゃ可愛すぎて、おじさんの心はとろけてしまいました😍💕トロトロ

その他のキャストも良い味出してました。

カイル・チャンドラーのハンサムな笑顔とズタボロ感、ビリー・マグヌッセンの格好良いのにお馬鹿キャラもツボでした。

ジェシー・プレモンス(『オデッセイ』の人に似てる)はキモくてキモくて…非常においしい役でしたね。

みんな、どこか抜けていて、お馬鹿で愛らしい😚♪

まさかのちょい役で、大物?俳優が出てきます(あのドヤ顔はズルい😜そして違和感が…?)

●映画ネタ
映画好きなら観ていて楽しいのが、随所に映画クイズや映画ネタ(引用)が出てくるところ。

「安っぽいジョニー・デップは誰?」(なんて失礼な質問w)

「ハルク役と言えば?」
(一発で当たるわけないよ、これ)

他にも『シックス・センス』、『アイアンマン』、『パルプ・フィクション』、『ファイト・クラブ』、『ターミネーター』『96時間』など映画タイトルや小ネタが次々出てくるのも嬉しい。

映画の話が出てくるだけで楽しいですよね😉♪

●遊び心が面白い
所々のミニチュアっぽい撮影が可愛かったり、大好きなQueenの曲が流れたり(選曲もそれ来た♪やっぱ、聴くとテンション上がる!)、そこそこのアクションを見せてくれたり、ワンコがバッドタイミングでブルブルしたり(あららの抱腹絶倒w)、エンディングで種明かしを面白く見せてくれたり…遊び心ある演出が光ります😁♪

エンディングで流れる「Quando, quando, quando」(エンゲルベルト・フンパーディンク)のやけに明るい曲調も妙に気に入ってしまい、最後までニヤニヤしながら鑑賞できました😉

ノンストップでゲーム世界に巻き込まれて、適度な謎解き(ご都合主義は笑って許せるかが大事)と渾身のギャグと映画ネタでニンマリして、どんでん返しに次ぐどんでん返しに驚かされて(泣かされもして)、最後はハッピーエンディング~😆🎉🎊

もう盛り沢山の内容にお腹いっぱい状態😊✨✨

未公開のままじゃ、勿体ないくらい面白い作品ですよ😊

『名探偵登場』、『殺人ゲームへの招待』、『シャレード』といった洒落た推理サスペンス映画も観たくなりましたね。
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