kazu1961

マーシャル 法廷を変えた男のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.8
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-553
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋本作もとても素晴らしい法廷ドラマ!!なんと言っても『ブラック・パンサー』で一躍スターになった主人公マーシャル弁護士を演じるチャドウィック・ボーズマンの鮮烈な演技が印象的です。ほんとにこれだけの演技力を持った素晴らしい俳優が、2020年43歳の若さで急逝したのは残念のひとことです。。。

🖋本作、1967年にアフリカ系アメリカ人として史上初めて合衆国最高裁判所の判事に任命されたサーグッド・マーシャルの若き日の弁護士時代を描いた作品です。その実在の人物をボーズマンが見事に演じきったわけですが、もう一つの見どころは主人公の黒人マーシャル弁護士ともう一人のJ・ギャッド演じるユダヤ系白人フリードマン弁護士のバディ作品であることですね。お互い人種も価値観も生きて行くところも全く違う二人が、レイプの罪で起訴された黒人の弁護を行っていく、そのプロセスがとても面白いです。

🖋また、昔ながらの法廷ドラマやその推理も娯楽性があって面白い作品に仕上がっています!!エンドロールで主人公のマーシャルがどれだけの偉人かがわかるので、そちらも必見。

😆物語は。。。(参考:公式サイトより)
まだ人種差別が色濃く残る、1941年の米コネティカット州。 黒人運転手ジョゼフ(S・K・ブラウン)が、白人女性エリー(K・ハドソン)への強姦罪と殺人未遂の容疑で起訴される。全米黒人地位向上協会の弁護士マーシャル(C・ボーズマン)は、地元の弁護士フリードマン(J・ギャッド)を相棒にして、裁判を戦うことに。 しかし、彼は差別主義者の判事から法廷での発言権を奪われ、さらにマスコミからの激しいバッシング、町の白人達からも襲撃を受ける。 そんな絶体絶命の状況の中、事件に隠された嘘が次々と明らかになり…。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『マーシャル 法廷を変えた男』
原題(英題):『Marshall』
🎥製作国 :アメリカ
🎥初公開 :2017
日本公開 :劇場未公開 Amazon 配信
🎥上映時間 :118分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):レジナルド・ハドリン
脚本 :マイケル・コスコフ、ジェイコブ・コスコフ
原作 :※※※
撮影 :ニュートン・トーマス・シーゲル
音楽 :マーカス・ミラー
出演(声優):チャドウィック・ボーズマン、ジョシュ・ギャッド、ケイト・ハドソン、ダン・スティーヴンス、スターリング・K・ブラウン、ジェームズ・クロムウェル

🔸Overview (映画. comより)———————
アフリカ系アメリカ人として史上初めてアメリカ合衆国最高裁判所の判事に任命された弁護士サーグッド・マーシャルを題材にした伝記映画。「ブラックパンサー」「42 世界を変えた男」のチャドウィック・ボーズマンが主人公となる弁護士マーシャルを演じ、「美女と野獣」「オリエント急行殺人事件」のジョシュ・ギャッド、「あの頃ペニー・レインと」のケイト・ハドソンらが共演。アンドラ・デイとコモンが歌う主題歌「Stand Up For Something」が、第90回アカデミー賞の歌曲賞にノミネートされた。1941年の米コネティカット州。黒人運転手が白人女性への強姦と殺人未遂の容疑で逮捕され、全米黒人地位向上協会の弁護士マーシャルが容疑者の弁護を担当することになる。差別主義者の判事から発言権を奪われ、マスコミからも激しいバッシングを受けるなど、マーシャルは次々と困難に直面するが、やがて事件に隠された嘘が明るみになり……。
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