このレビューはネタバレを含みます
主人公のクロエと恋人のポール。そしてポールの双子の兄ルイとの三角関係(本当は四角関係)を描いた作品。
前半はエロティックなサスペンス、後半はホラーと一度で二度美味しい?構成になっています😇
どれくらいエロティックかというと、冒頭クロエの膣内の映像から始まり、何回やるねんってくらいにS○Xシーンのオンパレード。
うーん、お腹いっぱい😅
しかし、そこはフランソワ・オゾン監督。
精神が不安定なクロエを反映するかのように、現実か妄想か分からない描写が多く、しかし分かりやすい伏線も散りばめられており、絶妙なバランスで話は進んでいきます。
双子という分かりやすい対比に母親の存在。
腫瘍も細胞の一部なのだから、そういう意味では生き物。
タイトルの螺旋はDNAのメタファーなのだろう🤔
クロエの数奇な運命と、様々な解釈ができる内容に、2重ではなく何重にも重なった螺旋構造のお話なのかもしれません😌