伊藤くん A to Eののんのレビュー・感想・評価

傷ついても前に進み続ける勇気

木村文乃、志田未来、佐々木希、夏帆、池田イライザと観ているだけで幸せな気分になれる点でいえば「海街diary」に近いともいえるが、不快指数は「彼女がその名を知らない鳥たち」を超えている。


ナルシスト男に振り回される痛い女性たちのあるあるを楽しむ映画だと思いきや、作品本来のテーマはもっと別のところにあると感じた。


リングに上がらず責任のない場所から無遠慮な批判を繰り返すネット評論家気取りへのクリエイターからのメッセージ映画だと個人的には思う。